AIアプリ「Google翻訳」が言語間のギャップを埋める!―医療従事者・患者間 コミュニケーションでの利用と「課題」

カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究者グループによると、グーグルのAIに基づいたアプリ「グーグル翻訳」(以下GT)が、英語を話せない患者の助けになるという。しかし、JAMA Internal Medicineに掲載された研究によると、この翻訳技術はまだ完璧であるとは言いがたい。

自動翻訳の限界

これまでに行われたGTの研究で、その精度の限界が示されている。ある研究では、GTを用いて作成されたスペイン語の患者指導用資料は、内容のわずか60パーセントしか正確に翻訳されていないことが明らかになった。それだけでなく、翻訳結果の4%に重大な誤りが含まれていたという。

Googleは2017年にアルゴリズムを変更し、ザッカーバーグ・サンフランシスコ総合病院のElaine Khoong医学博士率いる研究チームが、救急部隊の指示をスペイン語と中国語に翻訳するGTの評価を行った。

具体的には、作成された救急科退院指示書(診断結果や経過観察指示書、投薬指示書など)100セットを評価し、投薬変更や症状全般についてオーバーサンプリングした。各文の分析は、コンテンツのカテゴリ、医学用語の使用、非標準英語(スペルや文法の誤り、略語、口語表現などを含む)の存在という観点から行われた。

被害につながる誤訳

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