乳がん判別AIが、女性を不要な手術から救う!【AI論文】

JCO Clinical Cancer Informaticsに新しい研究が発表された。

乳がんの初期病症とされる異型乳管過形成(ADH)が乳がんに成長してしまうかどうか、AIが判断できると。

異型乳管過形成(ADH)とは:
乳管・小葉内に均質な異型上皮細胞が増殖する病変であり,質的,量的に定義されている。質的には,低異型度DCISに類似した組織・細胞形態を示す。
参考:日本乳癌学会、http://jbcs.gr.jp/guidline/2018/index/byouri/s4/

その精度は、

悪性症例を98%で識別。
またその識別能力によって、良性病変での不要な手術から16%の女性を救う。

乳がん過剰診断問題、解決したい!

異型乳管過形成(ADH)は、それが現れていることが、女性にとって乳がんリスクが4〜5倍高いことを示す。

「放射性医療診断における現在の問題点」という論文によると、95%の乳房イメージャーは、発見したすべてのADH症例に対して外科的切除推奨しているという。それは過剰診断と考えられ、問題視されている。

切除手術をうけた女性は心理的なショックを体験して長い時間をかけて立ち直る必要があるし、手術には費用もかかるからだ。

今回開発されたAIによって、「そのADHは良性です」と指摘される割合は16%に及び、その数だけの女性が救われるという。

※良性と判断された場合は、ホルモン療法などが、外科的切除の代わりになる。

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