プレイヤーごとに展開を変えられるゲームが作れるようになったらしい(AI×エンタメ)【論文】

   

「自分好みのゲームをプレイしたい」。
そんな欲望が現実のものになるかも、と思わせられるような研究を紹介しよう。

飽きさせないゲーム設計

昔のゲームは、登場人物のセリフや敵の行動パターン、街やダンジョンの構成などが固定されており、一度クリアしてしまうとすぐに飽きられてしまうことが多かった。スマートフォンアプリの普及などでゲーム人口が増えた現在においても、プレイヤーに飽きさせない設計と、人的コストを抑えたゲーム開発が課題となっている。

こうした課題の解決技術の一つは、アルゴリズムやルールに基づいたコンテンツ作成である(Procedural Content Generation 通称:PCG)。PCGによって、街やダンジョンだけではなく、NPCなどのゲーム構成要素を自動生成することで、ユーザに飽きさせない経験を提供することが可能となってきた。

「ユーザーを飽きさせないゲーム作り」において、実際どんな研究が行われているのだろうか。
今回は一例として、イタリア・ミラノ大学のMattia Belliniら研究者の発表を紹介したい。

彼らは、機械学習に基づくPCG(PCGML)をゲームデザインの知見と組み合わせることで、PCGによるゲームコンテンツ生成の可能性を検討したのだった。

プレイヤーの嗜好性を満たすゲームを目指して

まずはMattia Belliniの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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