Googleアシスタントは、治療補助AI機器No.1!

   
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治療管理のため、多くの人がAIによる音声アシスタント機器を使用しているが、それぞれ使用している機器が異なる。Nature誌に掲載された新しい研究によるとGoogleアシスタントは、Amazonの「Alexa」やAppleの「Siri」などといった類似製品を凌駕する性能を持つという。

AIアシスタントを医療の観点で比較

生命科学に特化した、フルサービス型のマーケティングおよび商業化エージェンシーのKlick Healthの研究者らは、46人の研究参加者の音声を、3つの音声アシスタント機器がどれだけ理解できるかを調べた。

この調査では、およそ46%のアメリカ人が医療目的で音声アシスタントを使用した際、この技術がどの程度うまく作用しているかを示した。これらのインタフェースは、健康情報を収集する目的でも使用されるようになってきている。在宅患者にとっては便利な一面もあるが、不正確で矛盾した診断となってしまうリスクもある。過去の研究では、音声アシスタントの医療アドバイスや有益とされる情報の提供に、完全に信頼を置くことはできないとされている。

問題の一つは、薬について尋ねられたとき、音声アシスタントが異なる人物の音声を識別できないかもしれないという点だ。

「さまざまな薬について尋ねられたときに、音声アシスタントが即座に異なる人物の言葉を認識できない場合、その後のデバイスからの応答が不正確になる可能性があります」とAdam Palanica医学博士は言う。彼は、Klick Heathの行動科学者であり、研究の共著者である。

OK Google、医薬品どれほど知ってる?

そのため、研究者たちは、Alexa、Googleアシスタント、Siriなどのデバイスが、国内調剤量上位50薬のジェネリック医薬品とブランド薬をどの程度把握しているかを調査した。上位50の薬は米国の総投与量の約40%を占め、2016年には約18億も投与されている。

この調査において、Googleアシスタントの読解精度は、ブランド薬が91.8%、ジェネリック医薬品は84.3%と、3つの中で最も良い結果を示した。ジェネリックブランドにおける認識の正確さは、完全に正しく発音できていた参加者の数、55.6%よりもさらに高かった。さらなる評価点としては、Googleアシスタントでは、アクセントの種類によって精度が大きく変動することはなかったのである(読解率が8%から11%異なる程度)。

対してSiriの精度ははるかに低く、ブランド薬の精度は58.5%、ジェネリック医薬品のの精度は51.2%であった。

Alexaは最も理解力が低い結果ではあったが、返答にかかる時間は最短だった。

研究者らは、Googleの正確さは音声以外の雑音を除外する能力にあると推測した。そうすることで読解力が上がり、他のデバイスに差をつけている。

「この結果の1つの潜在的な理由は、SiriやAlexaと比較して、Googleが特定のクエリ(*問い合わせ。IT用語で、ソフトウェアに対する問い合わせをある一定の形式で文字で表現すること)を聞いている際の音声編集に優れていた点である。つまり、Googleはテキストを遡って編集して、参加者の音声録音からどもった声や「あの…その…」や「うーんと…」などの不要な音を取り除いたのだ。」とPalanica博士たち研究者は記述している。

対して、SiriとAlexaは、誤解読に繋がるこれらの言葉をそのまま削除せずにいる。

AIシステムが医療に導入され続けていることもあり、この調査結果は、音声アシスタントの発音理解度向上の重要性を強調している。

危険性と期待の両方が存在する

「AIシステムがユーザーの発話をそもそも認識できない場合、その後実行する他のすべてのタスクで失敗します」とPalanica博士。

「デジタル音声アシスタントは、健康情報を収集するための一般的なツールになりつつあるため、読解力が欠如していると、不十分で矛盾した、患者を危険にさらす可能性のあるアドバイスを提供する恐れがあります。」とKlick Labsの副社長兼研究共同執筆者のYan Fossat氏は述べている。「我々の研究では有益な発見がありました。しかし人々の健康と安全を確実なものにするためには、もっと研究を続けていく必要があります。」

原文
https://www.aiin.healthcare/topics/research/google-assistant-tops-ai-powered-devices-medication-help

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