AIが退役軍人の声を分析してPTSDを診断する!

発表されたこと

SRI Internationalと協力して世界のSiriを世に送り出したカリフォルニアの技術研究所、NYU Langoneのメンタルヘルスの専門家は、音声分析を使用して心的外傷後ストレス障害(以下PTSD)を診断するためのAIを使用したツールを開発した。

心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい、Post Traumatic Stress Disorder、PTSD)とは
命の安全が脅かされるような出来事(戦争、天災、事故、犯罪、虐待など)によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害である。

上級研究著者Charles Marmar、MD、および共著者は、4月22日にDepression&Anxietyでオンライン発表された自らの研究について説明した。
彼らの調査結果を紹介するにあたり、著者らは、現在のPTSDの診断では、臨床面接および患者による自己報告という手段がとられており、これは主観的であり、したがって不正確になりがちであると指摘した。

彼らは、言葉の選択から声の調子、そして言語化のリズムまで、あらゆる目的において多数のPTSDマーカーを客観的に分離することができるアルゴリズムPTSD分類器を作成することに着手した。
チームは、PTSD を持つ52人のイラクとアフガニスタンの戦争退役軍人と、なんの病状もない77人の同僚の音声を録音し実験を行った。
録音をSRIソフトウェアに入力することで、彼らはアルゴリズムが分析するための40,000以上の音声ベースの特徴を識別することに成功した。
Marmar氏とチームは、このツールがPTSD患者とコントロールをほぼ90%の正解率で識別していることを発見した。

今後の展望

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