AI用ハードウェアの需要が本格化してゆく

有名なスパコンのメーカーであるCrayは、IT企業は今後AIの仕事が増えていくのだから、そのためにより多くのデータセンターおよびハードウェアを必要とする、という同社の見解を示すレポートを公開した。

同社は300人以上のITプロフェッショナルを調査した結果、70%のIT企業が自社の開発でAIアプリケーションを使っていると報告。

さらに65%近くが、パフォーマンスの要件の増加に対応するために自社運用システムを拡張する必要性があると述べているという。

また34%以上が、「2019年内にAIがクリティカルなビジネスソリューションになる」と考えている。

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都合のいい話ではあるが、その報告の内容が正しければ、1972年からスパコンを造っているCrayのような企業が利益を得る可能性がある。

現時点ではわずか39%がスパコン等、AIに特別有効なハードウェアを利用してAIを使用しているそうだ。のこり61%は汎用的なサーバーとワークステーションを使っている。

業界古参のIntelは、長い間同社のXeonでAIの処理を十分行うよう施してきた。Nvidia、Xilinx、Huawei、Ampere、Graphcore、Cerebrasらのような新しい企業が参入することに対して、業界は疑いの目を持っている。

しかしIntelは2019年8月、Nervana Systemsの買収により構築した独自のAIシリコンファミリを立ち上げた。これは業界にはこう映った。
「やはり標準のハードウェアプラットフォームではAIに取り組むことはできないのか」

Crayの副社長Frederick Kohoutはこう述べている。「というわけでもはやITプロフェッショナル達はビジネスAIの需要の拡大に伴ってスパコンやHPCクラスターなどの使用が必要だと認めています」

重要なのは、50%の企業が「AIは実務にプラスの影響を与えた」と述べていることだ。

Intersect360 ResearchのCEO、Addison Snell氏はこう述べている。「機械学習モデルの構築には高性能コンピューティングが要ります。少なくともなんらかの道のりで、ハードウェアにアクセスする必要があるということです」

ついでに興味深い調査結果は、AI専門家の教育活動への積極的参加だった。回答者の72%はAIを教育するための1つい状の活動に参加したそうだ。48%以上がAIに関する会議に参加、41%以上がウェビナー(Webセミナー)に参加し、約40%が自習コースを受講し、35%以上がAIに関するレポートをダウンロードして読んでいるそうだ。

原文

Survey: IT teams need more AI hardware

AI Business

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