福祉ロボットの”感情的知性”は、介護者の振る舞いを変えるらしい。

   

医療現場で使用される補助ロボットは、介護者(家族だけでなく専門家)がより集中的に、そして辛抱強く患者を治療するように促し、結果を改善する可能性がある。

どんな研究が行われたか

これはマサチューセッツ州のタフツ大学で行われ、Journal of Medical Internet Researchの6月号に掲載された研究によるとされている。

心理学者Meia Chita-Tegmark(PhD)および同僚らは、ロボットが患者を支援するために2つのアプローチ(患者中心またはタスク中心)を採用した188人の無作為に募集された素人参加者のビネットシナリオを示した。

患者中心のロボットは、患者が治療計画を遵守している、またはそれに抵抗しているときに、患者のニーズおよび選択に焦点を当てた。

タスク中心のロボットは、患者がどれだけ厳密に同じ計画に従ったかに焦点を当てた。

運動の後、参加者は、
・ロボットにおける感情的知性をどう思うか
・ロボットへの信頼
・自身の健康管理のためにロボットを導入したいか
彼らの認識を測定するように設計された質問票に回答した。

回答を分析したところ、Chita-Tegmarkらは、ロボットが患者中心の方法で動作しているシナリオでは、そのロボットによって人々が、患者に対してより肯定的な印象を与えたことを発見した。

ケアに違いが生まれる

これらの印象を確かめることを目的とした質問は、例えば、患者が破壊的で敵対的で混乱しているのではなく、有能で誠実で自制心があるように見えたかどうかを尋ねた。

「これらの心理的属性は、
患者に与えられるケアの質に違いをもたらすことが示された」

と著者らは説明した。

「医療のためにソーシャルロボットを設計する際には、
ロボットが全体的に、
どのようにネットワークと患者の社会的関係のダイナミクスに適合するのかを理解する必要があります。
社会生活と支援は一貫して、
健康への影響の重要な予測因子であることが示されているので、
これは重要です。」

「彼らの言語出力がスクリプト化されていて、確かに人の言語の選択が持っているであろう感情的な意味合いを伴わないならば、ロボットがこの効果を持つことができるのは注目に値する」

と著者は書いている。 

「ロボットの行動は、人間の行動と同じようには信念や態度とは関係がありませんが、それでも、誤って他人の認識や印象をロボットの行動に誘導させることが示唆されています。」

この発見は、人間とロボットの相互作用の分野に注意を促すかもしれないと著者らは認めているが、それはまた有望である。

「ロボットが他人の考え方に影響を与える可能性があるならば、おそらく彼らは医療環境やそれ以降の人間関係を改善するために使用できるだろう」

と書いている。

原文

https://www.aiin.healthcare/topics/robotics/emotional-intelligence-robots-improve-care

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