楔形(くさびがた)文字を人工ニューラルネットワークで英字に【AI×社会】(論文解説)

   
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楔形文字の英語への翻字が可能に!

楔形文字は考古学者にとって大昔イラクに存在した国々を調査、研究するために重要な言語です。そして主に爪形で構成されるこの楔形文字を解読するには専門家の力が必要でした。

その理由の一つに、文字の形態そのものの複雑さがあります。シュメール、バビロニア、アッシリアと時代が遷移するにつれ楔形文字は進化を遂げていきました。ポピュラーなアルファベットに変換するだけで、解読はスムーズに進むでしょう。

現在トレンドとなり、成熟してきている情報技術を用いて、この問題に対処していくのが今回の論文内容です。

楔形文字における情報技術を用いた英語への翻字という課題において、実際にどんな研究が行われているのでしょうか。イラクにあるNorthern Technical Universityの Arwa Hamed Salith Hamdany ら研究者の発表を紹介します。

研究者らは楔形文字を英語に翻字するために多層パーセプトロン(MLP)ネットワークによるAIを用いました。

▼論文情報

著者:Arawa Hamed Salith Hamdany, Raid Rafi Omar Al-Nima, Lubab H, Albak
タイトル:”Translating cuneiform symbols using artificial network”
URL: http://dx.doi.org/10.12928/telkomnika.v19i2.16134

人工ニューラルネットワークを用いた楔形文字の翻字

まずは Arwa Hamed Salith Hamdany らの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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