「従業員の成長機会を定量化するための予測AIシステム」で特許出願!(米 ADP社)

   
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最終更新日:2021/08/18

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成長機会を定量化し離職率を減らす

アメリカのADP社は、従業員の成長機会を定量化するための予測AIシステムを発明しました。


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背景

企業において、従業員をしっかり教育した結果、成長し昇進をした際にはその従業員だけでなく、組織全体にも利益をもたらすことがあります。

具体的には、昇進したということは売上に貢献したことはもちろんのこと、雇用主が教育投資や開発投資への良い投資収益率を達成したことになり、いい職場を作り出すきっかけとなります。

したがって、従業員に成長の機会を与え、成長を測定し定量化することができれば離職率を減らせて、福利厚生の分野でのニーズを満たすことになります。

そこでアメリカのADP社は、従業員の成長機会を定量化するための予測AIシステムを発明しました。

テクノロジー

このシステムは、従業員の成長機会と従業員の離職率に関連する複数のメトリックに関するサンプルデータを集約し、機械学習を使用してサンプルデータの反復分析を実行して予測モデルを構築します。

次に、予測モデルを使用して、従業員の成長機会に関連する自発的な従業員の離職の予測値をデータベースに入力します。

したがって、 データベース内の任意従業員の離職率の予測値を、指定された期間における選択された雇用者グループの任意従業員の離職率の観測値のパーセンテージに変換して、任意従業員の離職率を測ることができます。






注目ポイント

このシステムによって、自社の職場環境を数値化でき従業員の成長のために改善することができます。この特許が採用されて、成長機会が約束されているような職場で働くことができたらいいですね。

特許の詳細はこちら

出願元:ADP社  公開日:2021年1月7日

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