AIを誤って使用するリスク、考えたことありますか?

AIを誤って使用すると、財務上の損失(収益の損失やコンプライアンス違反による罰金)につながるだけでなく、ビジネスの評価やブランド、倫理にまで影響が及ぶ恐れがある。

大規模なビジネスでは、どんな小さな意思決定も成功を左右する。例えば、ある特定の顧客にクレジットカードの承認を出すかどうか、とか。

Martin Sokalski(寄稿者)
KPMG’sのテクノロジーリスクにおけるグローバルリーダー

その話を続けよう。
顧客に承認を出す際は、「年率」、「支出制限」などの長いチェック項目がある。顧客は何百万人にものぼるため、機械学習モデルが意思決定を行う効率性が注目されている。

現実的な話、ビジネスは歴史的なグラウンドトゥルース(※)を利用しつつ、少数の科学者と機械学習に頼っている。

※グラウンドトゥルース:地上検証データ(遠隔測定した地上の対象物について、現地調査から得た正しいデータ)

自律アルゴリズムの現在

今日、ほとんどのアルゴリズムは比較的単純かつ決定的だ。アルゴリズムは、所定の設定と一定数のルールから結果を出力する。その有効性と完全性を評価する方法が、おおむね確立されている。実際、精度と有効性を維持するのに必要な方法論の80%以上は判明しているといえる。

さて、製造におけるエキスパートシステムや、保険の決定性ルールや決定表を使用する保険数理科学、また金融サービスにおけるロボットプロセスの自動化を考えてみよう。

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