「AIで木材の欠損を発見する方法」現場にコミットする機械学習ノート【vol.32】

   

こんにちは。エンジニアライターの小原です。

連載「現場にコミットする機械学習ノート」では、論文を詳しく読み解きながら、現場で使えるAI実装のヒントを記録していきたいと思います。

前回の記事では、「フィッシングサイトのURLを発見する!」を扱いました。

今回は、中国のCollege of Mechanical and Electronic Engineering, Nanjing Forestry UniversityのF. Ding, Z. Zhuang, Y. Liu, D. Jiang, X. Yan and Z. Wangらが2020年9月に発表した「AIで木材の欠損を発見!」に関する論文を扱っていきます。

もくじ
1章 木材の欠陥を探す作業の課題
2章 既存アルゴリズムを、いかに改善するのか
2.1 研究目的:3種類の欠陥を自動検出する
2.2 研究手法:DenseNet-SSDアルゴリズムを提案
2.3 研究結果:DenseNet-SSDアルゴリズムは精度0.961を示した。

■前回の記事:【vol.31】フィッシングサイトのURLを発見する!

1章
木材の欠陥を探す作業の課題

木材は多くの産業、特に家庭や建築業界では不可欠な原材料として重要な役割を果たしています。また中国の消費者は、節などがない無垢材を好む傾向にあります。消費者の無垢材パネルに対する需要を満たすために、中国の木材加工企業では、多くの人件費をかけて木材表面の欠陥を特定し、加工して欠陥を除去している場合があります。

そこで中国のF. Dingらは、自動で欠陥を発見する技術の開発に取り組みました。

2章
既存アルゴリズムを、いかに改善するのか

まずはF. Dingらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめます。

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