海のゴミを回収するロボットの開発、YOLOv3改良で実現(AI×環境)【論文】

   
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海のゴミが増える夏の時期に役立つAI技術を紹介しよう。

課題:プラスチック廃棄物による海洋汚染が深刻

汚水は私たちの健康と生活に悪影響を及ぼす。特に海外では、汚水による健康被害が大きく、年間170万の人々が汚水が原因の病気で亡くなっている。

また、海の汚染に目を向ければ、私たち日本人にとっても他人事ではない。プラスチック廃棄物によって海が汚染され、魚などの動物性タンパク質が今も減少しているのである。

水質資源の保護は人類の義務の一つである。そうした中、水面のゴミを清掃するロボットが開発されてきた。ゴミを自動的に発見するためには、Faster R-CNNやYOLOなどの近年の物体認識AI技術が使用されている。しかし、ゴミの検出はまだ完璧ではなく、今も研究が進められている。


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動的な水生環境におけるリアルタイムかつ高精度な物体検出の実現という課題において、実際にどんな研究が行われているのだろうか。中国にある中央民族大学大学のXiali Liら研究者の発表を紹介したい。

研究者らは、YOLOv3をベースに検出スケールを変更し、今回のタスク用のデータセットを作成することで、動的な水生環境における物体検出とゴミ回収ロボットの開発を実現した。

テーマ:ゴミを自動認識し、水面を掃除するロボットの開発

まずはXialiらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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MonaCat

投稿者の過去記事

修士2年 (M2).機械学習と自然言語処理の研究をしています.

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