NVIDIA、収益が減るほどにAIに投資

   

人工知能は「私たちの時代の、1つで最も強力な力だ」と最高経営責任者ジェンセン・ファングは述べる。

アメリカのチップメーカーであるNvidiaは、人工知能の可能性について語る。従来のビデオ原ゲーム分野AMDの頃から、2018年に起きた暗号通貨マイニングラッシュの崩壊など、競争の激化に直面しているためだ。

同社は、2020年第2四半期の売上高予想は25億7900万ドルで、前年比で17%減少しているが、アナリストの予想を依然として上回っている。純利益は5億5200万ドルで、前年比50%減少した。

最高経営責任者ジェンセン・ファング氏は、決算においてAI部分がNvidiaの将来にとって重要であることを強調し、このテクノロジーを「私たちの時代の最も強力な力」だと特定した。

ウォルマートのように

「私たちは、NvidiaのプラットフォームをAIの力を活用するために構成しており、複数の業界にわたって幅広い顧客基盤を構築している。公共部門、高等教育、金融サービスは、この四半期の成長を促進する重要な分野の1つだ。」

「さらに、AIによって変革されようとしている重要な業界のLighthouseアカウントを獲得した。例えば、小売業では、ウォルマートはNvidiaのGPUを活用して製品需要予測モデルを作成し、CPUにおいて以前の数週間からわずか4時間日まで実行時間を短縮した。」

Nvidiaは、従来は専用シリコンをPCゲーマーに販売して利益を上げたが、HPC環境及び企業データセンターでのAIデータロードの人気の高まりにより、エンタープライズコンピューティング事業に焦点を移そうとしている。

同社は2016年にDGXブランドで独自のAIサーバーを立ち上げ、また最近ではトップ500のスーパーコンピューターの最新リストによれば、世界で22番目に早いマシンとして1472 GPUを用いたスーパーコンピューターを構築した。

今週はじめ、このDGX superPODと呼ばれるマシンは、BERTとGPT-2モデルの両方で高度な自然言語処理の世界記録を樹立した。

「これにより、チャットボット、インテリジェントパーソナルアシスタント、検索エンジンにより、リアルタイムでの多くの人間の理解力が高まる。これらの進歩の早期採用者としてマイクロソフトと協力している」とファング氏は述べる。

決算報告の際、現在、世界中に4000を超えるAIスタートアップが存在すると彼は指摘した。

「AIの次のフェーズは、垂直産業エンタープライズAIと呼ばれるものだ」とファング氏は述べる。

「これは、企業が社内でのビジネスプロセスの加速のためではなく、AIを使用した新しい製品やサービスを作成するところでもある。」

「それはあなたの健康を監視するIoTベースの医療機器かもしれない。新しいサービスなどは、金融サービス、予測観測するもの、または不正検出のためのものかもしれない。ピザを届けるデバイスかもしれない。そして、IoTと人工知能の組み合わせにより、初めて、世界中に設置しているすべてのセンサを活用するソフトウェア機能を手に入れた。」

「そして、AIの成長の先のフェーズは、私たちがこれから参入するフェーズだ。」

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