京セラ、ウェアラブルAIデバイスに参入か!ほか 最新の「AI特許」5選【週刊】

   
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京セラ株式会社、AI inside株式会社、Samsung Electronics Co., Ltd. 、NECディスプレイソリューションズ株式会社、ILURIA LTD.の特許について。


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こんにちは。アイブンライターの飯田です。

商業的に価値があると判断されたAIの技術は特許として出願されます。それらの情報を集めれば、いま企業間で競争が行われているAIの開発内容が見えてくることでしょう。

今週は 京セラ株式会社のウェアラブル端末をはじめとした計5本の特許を紹介します!

今週のラインナップ
1. (京セラ)日本発のウェアラブル端末の新登場なるか?
2. (AI  inside)引っ越しシーズンに依存しない最適な家賃を算出
3. (サムスン)動画や電話会議でのなりすましを防止
4. (NECディスプレイソリューションズ)より簡単にターゲティング広告を実現
5. (ILURIA)ADHD患者を早期発見

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日本発のウェアラブル端末は新登場なるか?

出願元:京セラ株式会社(公開日:2020年7月16日)






日本の京セラ株式会社は、簡単に健康状態を推定することができるAIデバイスを開発しました。

健康状態を確認するためには血液成分を分析する、もしくは血液の流動性などを測定する方法が主流です。しかし、血液成分を分析するためには採血が必要になり、気軽に何度も確認できる方法ではありません。また、脈拍を基に健康状態を測るデバイスも出てきておりますが、脈拍が起点となっているため脈拍以外の健康状態を推定することが不可能になっております。

そこで京セラ株式会社は、誰でも簡単に健康状態を推定できるAIデバイスを開発しました。

被験者は自身の年齢をデバイスに入力した後、食前と食後の血糖値についても入力します。本デバイスには顧客の脈波を取得するセンサーと血糖値に対応して作られた推定のデータが備わっており、実際の脈波が推定のデータに比べて異常値がないかどうかを解析し、結果をレポートします。

推定の脈波データと実際の脈波データを比べるため、従来のような脈拍だけを取得するのではなく、理論値と比べて問題ないかなどの判断につながるため、被験者にとってより便利なデバイスになっております。

ライター飯田のコメント
アップルウォッチやフィットビットなどのウェアラブル端末と医療は親和性が高いと考えており、ユーザーにとっても気軽に装着できるので、今後どんな製品が世に出てくるか楽しみです。

特許の詳細:電子機器及び推定システム

関連記事:発見が難しいガンを血液データから見分けられるか

引っ越しシーズンに依存しない最適な家賃を算出

出願元:AI  inside株式会社(公開日:2020年7月16日)

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Yoshiaki iida / Engineerforce CEOChairman,President & CEO

投稿者の過去記事

Engineerforceというソフトウェアの会社でCEOをやっております。

国内大手SIer→外資系企業→会社設立

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