ディープラーニングで実験用マウスの「痛み」がわかってしまうらしい(AI×医薬品)【論文】

   
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AIが新しく見つけた薬も、実験動物の貢献があって初めて世に出回るようになる。

課題:マウスの健康状態管理を自動化したい

医薬品の有効性や安全性の予測、品質保証のためには、動物実験を行うプロセスが欠かせない。しかし、動物実験時には、実験動物の健康状態を考慮し、実験に伴う苦痛を最小限に抑えるべきである。

最も一般的な実験動物であるマウスの場合は、「マウスしかめっ面スケール(MGS)」によってマウスの表情から痛みを測定する手法が報告されている。もしMGSの測定を自動化できれば、人間という因子が介入することなく測定できるため、より正確にマウスの健康状態の把握が可能になると思われる。


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実験用マウスの健康状態の監視を自動化するという課題において、実際にどんな研究が行われているのだろうか。ドイツにあるベルリン工科大学のNiek Andresenら研究者の発表を紹介したい。

彼らは、マウスの表情を画像から読み取ることで、マウスが痛みを感じているかどうかの判別を試みたのだった。

テーマ:マウスの写真から痛みを自動で判別する

まずはNiek Andresenらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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masashi

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大学院では薬学の研究を行っていました。主に創薬・製造・金融分野におけるAI活用を掘り下げたいと思います。Twitter:@masa05240112

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