ドライバーと乗客を自動分類、ながら運転の事故防止!【AI論文】

   
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交通事故の発生原因の第2位に位置するのは脇見運転で15%程度の割合だという。
脇見運転とは、スマートフォンなどに気を取られて注意散漫になっている状態をいう。

https://youtu.be/d-t-pVe-LCs
脇見運転により実際に発生した悲惨な事故の記録

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例えば、一時期ながら運転で問題になったポケモンGOは、高速移動中のユーザーがアプリを開いていると警告文が出る仕様になっている。しかしそれも実際のところ「ドライバー」か「乗客」かを識別できる技術は実装されておらず、あくまで自己申告に任せたシステムになっている。

ディープラーニングを用いて両者を区別する技術が開発された。
以下はその取り組みについての論文紹介である。

(Featured AI and vehicles) Machine and Deep Learning will recognize if you use your phone as driver or as passenger! (Publication)

R. Torres, O. Ohashi and G. Pessin, “A Machine-Learning Approach to Distinguish Passengers and Drivers Reading While Driving”. Sensors, 19(14), 3174 (2019). について

DOI: 10.3390/s19143174

3つの要点

✔️スマートフォンセンサーは高速移動中のユーザーの注意散漫を防ぐ仕組みを持っているが、加えてドライバーと乗客を区別できる仕組みが必要である。

✔️データは、スマートフォンのGPS、加速度計、磁力計、ジャイロスコープセンサーを使用して運転者と乗客を区別して収集された。

✔️CNN(畳み込みニューラルネットワーク)およびGradient Boostingを用いて、スマートフォンで物を読んでいるのがドライバーか乗客か分かるようになった。

概説

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