AIで「ヘルメット、よし!」着用判別器が開発された(AI×都市)【論文】

   

建設現場の作業員は、常に危険と隣り合わせである。AIを用いて彼らの命を守る試みを紹介しよう。

もくじ
1.課題:現場作業員の安全確認を自動化したい
2.テーマ:ヘルメット装着の有無を自動検出できるモデルを作る
3.目的:作業員のヘルメット未装着を自動判別する
4.手段:MobileNetをベースにした自動検出モデルを構築した
5.結果:平均精度87.4%でヘルメット未装着を検知できた

課題:現場作業員の安全確認を自動化したい

建設現場は、作業員・設備・建材・車両などのさまざまな要素が複雑に絡み合っており、一歩間違えば重大な事故を引き起こす恐れがある。実際の例でいえば、実際にアメリカ企業のテスラの工場が月に3回の労災を発生させており、安全性の改善が求められている。

現場ではたらく人々を守る上で重要なのが防護服である。とくにヘルメットは、頭の衝撃を吸収する重要な防具服であるため、現場監督や管理者はヘルメットの着用の有無を特定し、注意を促さなければならない。しかし、ヘルメットの着用を目視で判別する方法では手間とコストがかかってしまう。

作業員のヘルメット着用を自動化することで、見落としを防ぎ、安全性をさらに高めることができるだろう。こうした課題に挑んだのが、中国にある東北大学のLu Wangら研究者だった。

彼らは、目視によるヘルメットの装着の判別は手間とコストがかかってしまうという問題に着目し、リアルタイム自動検知器の開発を試みたのだった。

テーマ:ヘルメット装着の有無を自動検出できるモデルを作る

まずはLu Wangらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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