漢方薬による副作用を予測する技術が開発された(AI×医薬品)【論文】

   
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漢方薬による副作用の症例が増加中

近年、漢方薬によって引き起こされる肝毒性症例の報告が増えている。しかし、これまでに報告されている薬物性肝障害の予測モデルは予測精度が低く、体系的に漢方薬の肝毒性評価を行った研究の報告はなかった。

さらに、漢方薬による肝障害のメカニズムもまだ不明のままである。したがって、漢方薬の潜在的な肝毒性成分を推定し、肝障害に対する漢方薬の分子メカニズムを明らかにすることは急務の課題である。

漢方薬のそのような副作用に対して、中国にある広州中国医学大学のQihui Wuら研究者が取り組んだ。

彼らは漢方薬による肝毒性の「予測」という課題に着目し、機械学習による肝毒性予測モデルの開発を試みたのだった。

結果、肝毒性を予測することはできたのだろうか?

漢方薬における肝毒性成分の予測

まず、Qihui Wuらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめた。

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    masashi

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    大学院では薬学の研究を行っていました。主に創薬・製造・金融分野におけるAI活用を掘り下げたいと思います。Twitter:@masa05240112

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