「AIが自然に溶け込んだ世界」を創るために(AI×IoT)【論文】

   
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“環境知能”とは

Ambient intelligence(AmI / 環境知能)は、私たちが実際に生活している日常環境の情報を認識し、人々の活動を支援することを目的とした情報技術である。

環境に適切なAmIを提供するには、ソフトウェア要件の取得・指定・文書化に特に重点を置く必要がある。
しかし、様々な環境を理解してAmIのインタラクションデザイン*を行うためには、それぞれの専門家の協力や多大な時間が必要となる。

*インタラクションデザイン:
論理的に考え抜かれたシステム(組織)の「振る舞い」インタフェースのこと。

日本の研究者である落合陽一氏の提唱する「デジタルネイチャー」は今回のテーマである「環境知能」に類似した概念である。

メキシコにあるサンルイスポトシ自治大学のViridiana Silva-Rodríguezらは、ソフトウェア要件を分析する設計者をサポートし、インタラクションデザインの決定を支援するモデル(IDPatternM)を提案した。このモデルにより、要件と環境に適したデザインパターンの推論を59%の精度で出来ることがわかった。

適切なデザインパターンの推論が可能に

Viridiana Silva-Rodríguezら の研究のポイントは以下の通りだ。

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    MonaCat

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    修士2年 (M2).機械学習と自然言語処理の研究をしています.

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